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整理整頓というのは、つまることころ、自分が最も使いやすい形に納めることだと思う。

たとえば見るからに散らかっている部屋だとしても、その宿主がなかなか整理するに至らないのは、結局その状態が最も宿主にとって使いやすい、住みやすい形となっているからではないだろうか。だからこそ、せっかく苦労して整頓しても三日とせずに元に戻るのである。

それが生活習慣であり、それが今まで生きてきた自分の姿なのである。

私の場合、とにかく外見上のこだわりは一切捨てることにしている。自分が一番使いやすい形、それこそが、最も理想的な整理整頓の目標だと思うのだ。それがたまたま、他の人から綺麗に整頓されていると言われるだけである。

だから、自分の部屋を眺めて「あぁ、散らかっている……」と嘆くのであれば、まずは自分の人生観か、もしくは整理整頓に対する考え方から見直さなければならず、それが難しいからこそ、人間というのはいつまでたっても整理整頓が苦手のままなのだと思うのである。かくいう私も、どうしても心と時間の整理だけは苦手なのだ。

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整理整頓のひとつの指標として、「動作回数」という考え方がある。

たとえば、引き出しの中の袋に入っているものを取り出すとき、「引き出しの前まで行く」「引き出しを開ける」「引き出しの中から袋を取り出し、あける」「中身を取り出す」という一連の動作(4回)が必要である。そして、戻すときも同じ回数だけ動作を繰り返すわけなのだから、億劫なのは言うまでも無い。よく使うものは、出来るだけ「使う場所」で「すぐに使える状況」にしまっておくのが理想なのだ。見た目は、そのしまう場所を決めた後で考える。

たとえば、リモコンなどを引き出しに入れるのではなく、テーブルのかごのなどに入れる。衣裳棚に入れるのも面倒な上着は、玄関近くにハンガー掛けをつける。また、一日で最もよくいる場所(たとえば私ならパソコン周り)にティッシュや資料引き出しなどを固めておくと、それだけでも散らかる機会が大きく減少する。