夢の通り道を 僕は歩いてゐる

2005年5月22日

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ふと考へたのだが、『情報』――サイトと置き換へても良い――といふ一つの漠然とした塊があつて、例へばそこには「FFT」に関する事や「WWW」に関する事なんかが色々詰つてゐるとする。

で、それを必要な人が必要な分だけをXSLTかなんかで切り出して、それをCSSでレイアウトやその他補足を付与して、それを利用する。丁度、大皿に入つた寿司から、自分の食べたいネタだけを小皿に移して、そこに醤油や山葵をつけて食べるやうに――といふWebの在り方も、今の技術では可能なのではないか。と思ふことがある。で、実際に高天原でそれを実現しようと、今まさに黙々と作業を進めてゐる。

でもまあ、今後共々、個人単位ならともかく、それが標準技術として普及されるやうな事はまづないだらうと思ふ。そもそも、今ここで私が言つてゐることだつて、某方面ならともかく、Web人口全体でみれば、恐らく3%も理解出来ないだらう。何故つて、それが「必要でない」から。我ながらさう思ふ。いや、「価値」があつたとしても、それで劇的に環境が改善されるわけでもないし、まあ少し管理が楽になるぐらゐだらう。つくづく訳のわからない事に熱中する性質だとは思ふが、どうやらこれは重症の類らしい。

ただまあ、科学の世界でもさうであつたやうに、「馬鹿馬鹿しい事をやつてくだらない記録を残す」といふことも、案外意味が生まれる時があるのである。もちろん、さうならない可能性の方が余程大きいとは思ふ。だけど、「何も生み出してゐない」といふのはどうしやうもないほど不安な事で、何か自分が生きた証を残したいと思ひ、何でも良いから、もしよろしければ使つてやつてくださいと願ひながら、私はディスプレイに向かつて、今日も無駄なものを生み出すべくキーボードを打ち続けるのである。

……で、何言つてるんでせうね。この人は。時々かういふ変な事を考へたりするのですよ。ええ。

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意味があるんだか無いんだか良く分らないものが高天原には多いけれど、高天原外(と今は位置づけてゐる)地下書庫案内所の方も、余程意味が無いんぢやないかと思ふ事がある。

そもそも、あれが今の段階として編集・公開されたのが、既にFFT-Aが発売されてしばらくたち、しかも自分でもすつかりFFTに関して調べものをする機会がなくなつた時の話である。といふか、もう発売されて何年目の事になるんだらう。未クリアの人間だつてほとんどゐないと思ふし、ハマつてゐた奴はとつくの昔に飽きるか自分なりの遊び方を開発し尽くしてゐるだらう。そんな中で、自然に埋もれつつあつた情報をわざわざ掘り返して集積、公開する意味が何処にあるのか。

……などと考へたりするのだが、それでも連日15人前後の人が見てゐるらしく、リンクされてもゐないのに、ブックマークと検索エンジンから迷ひ込んでくる人だけでカウンタが回るといふ謎サイトになりつつあります。アハハハ。

といふか、ここまでやつたからには、自分の好きなやうにやらせてもらひますよ。ええ。天照白書、いつそ極めてやる。岡本先生は今なほ色々な角度からFFTを研究なされてをられるのだから、私だつて負けてはゐられない。

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つまりはまあ、色々作りたいと思つてゐて、減つた自由時間の中ながらも少しづつ作業を進めてゐるわけですが、それは決して誰かのため、何かのためではなく、それこそ興味本位、自己満足のため以上の何物でもないと言ふことなのである。

だから、会社の人や友達から「君はPCを使つて普段なにをやつてゐるんだい?」と聞かれても、「自己満足なことをやつてをります」とは言へないし、精々「自分に似た趣味の人と話をしたり、Webサイトを読んだりしてます」としかいへないのである。

で、最近チャットに出席出来なくて申し訳ありません>分る方。

2005年5月19日

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月夜同舟、試しに一部ページ(随筆、パネポン、FFT、WWW関係)で更新日時を拾ひ始めました。だいたい1日1回以上は確認するつもりです。

広告とかで連日『更新されてしまふ』サイトをどうするか検討中。下手に制御すると管理が面倒になるなあ。とか。

とはいつても、これでGET取得なんてしだしたらそれこそ処理量が洒落にならなくなるからやらないけどねー。

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雑念雑記も、もつとmetaデータを付随させる予定。

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2005年5月15日

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例の高天原大改造計画(一体何度「改造」したら気が済むんでせうね。この人は)

最大の目玉の一つである月夜同舟の編集スクリプトがかなり良い具合に開発出来さうです。

HTTPレスポンスヘッダしかみない簡易の更新チェック機能も付ける予定――ただし手動起動――で、どんどん本来の目的から離れてきてゐる気がしないでもない。けど、頑張ります。

ええと、いくつか高天原内で訂正の指摘を受けました。反応がとろくてものの見事に駄目ッぷりを呈してをりますが、それでも、いつも読んでくださつて本当にありがたうございます。


ちなみに、月夜同舟に更新機能を搭載するので、高天原アンテナは日記を中心に捕捉していくやうにする方針です。

2005年5月9日

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体調崩しました。連休明けだつて言ふのに情けないです…。

社会人になつて以来、色々な方から叱咤激励やアドバイスをいただいて、それを何度も読み返して、ああ、自分の巣立ちを多くの人に祝つてもらへる事が、こんなにも嬉しいんだなあとしみじみと心に沁みる今日この頃です。

夢の通り道で僕は気弱になる
今はどのあたりに僕はいるのだろう
夢に見切りをつけ引き返したならば
回り道をせずに僕は生きるだろう だけど

月よ照らしておくれ 涙でにじまないで
僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ
夢の通り道を僕は追ってゆく

月よ照らしておくれ 涙でにじまないで
僕の身の程じゃなく 夢だけを照らしてよ
夢の通り道を僕は追ってゆく
夢の通り道を僕は追ってゆく

もう少し、自分の生活に自身が持てるやうになつてから、返事を書きたいと思ひます。

2005年5月6日

JR福知山線脱線事故で思ふ事

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久樹はJR西日本を「非難」しません。常日頃利用する者としての感謝ならあります。組織を組織と――全体・個人を混合――して非難すべき場合と、さうすべきでない場合。今回の事故は、どうも後者だと思へるのです。

例へば、同じ「日本人」が海外で何か重大な事件を起こしたからといつて、特に自分が自粛したり、自重したりすることがあるでせうか。少なくとも私はしません。『同じ組織』をどこまで認識するかなんて、人によりけりでせうに。遺族の気持ちも察するに余るものはあつても、私はJR西を非難する気は毛頭ありません。

ただ、今回の件に関して、JR西に対して求めるもの、言ひたい事は多々あります。それは、何かの提案であつたりシステムに対する批評であつたりします。本当に事故を防ぐ事は出来なかつのか。さう言ふ気持ちも、あります。が、少なくとも事故調査委員会などの公的な発表もなしに、単に『自覚』だとか『腐敗』だとか『莫迦』だとか、そんな下らない精神論的非難で片付けられる程、今度の事故は軽いものではないと思ふのです。逆に言ふなら、そんな事で終らせてゐる他人の方こそ、「非難」するに当るやうな気がします。

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マスコミの過剰報道は、もちろん問題でせう。しかしその一方で、「現場に行きたいけれどもTVで我慢しよう」と考へる人もゐるわけで、それが救命活動に対する遠回りな支援である事も、忘れてはならないと思ふのです。

それよりも、マスコミや第三者を含めた多くの人間の後々の行動が良くないと思ふ。ただでさへ置石事件の頻発で組織内がピリピリしてゐるのに、運転手にこれ以上圧力をかけないで欲しい。経験の浅い新人のオーヴァランが続いてゐる理由を、もう少し考へてやつて欲しい。ミスがミスを呼ぶのはもうたくさんなのです。

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運転手がオーヴァランの遅れを取り戻さうと速度制限を超過した事、それ自体は――真実だとしたら――言ひわけしやうのない過失です。が、それは単に「懲罰」を懼れての「自己中心的行為」であつたのか。

以前、JR西で送電線のトラブルで15分の遅れが出た時、目的駅に着いたときには遅れが30分になつてました。誰だつて遅れるのは嫌ですから、無理に来た電車に乗らうとする。すると停車時間がながくなり、後続の電車が信号待ちで駅に入れなくなる。結果、遅れが増大する。さういふ負の循環は、朝の通勤時間なら日常的な光景です。

まして、乗り換えの激しい――JR東西線、神戸線、福知山線が乗り入れる――尼崎駅で遅れが出ると言ふことが、どれ程大変な事か、それを痛いほど知りながら、それでも自分を律し続けられる人間がどれほどゐるか。

そこで、JR西はせめて朝ぐらゐは、さういふ経験や訓練を積んだ人間に運転させるべきだつた。或いは、さういふ人間的な「誤判」があるのは仕方がなく、それを機械的に封じる手段を早めに講ずるべきだつた。と言ふのなら話は分りますが、その運転手自体は果たしてそこまで責められるべきなのか。そして非難する側も、さういふ事までよく熟慮した上で非難してゐるのか。疑問が残ります。

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と、まあ、ここ数日の間に色々な話を見聞きする中で感じた事です。かなりJR側に同情した立場の意見でせうが、実際何らかの『公式結論』が出るまでは、所詮は憶測伝聞の域を出ず、その程度の話などする必要がないと思ふのです。何かを言ふのはその後でも十分です。

さういふわけで、久樹はもう少し、この事故対する静観を続けるつもりです。

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事故について、久樹の身を案じたメールを頂きました。思はず思考が混乱かけてゐた時期でして、心に沁みました。いつも本当にありがたうございます。

当記事のURL:http://www.takamagahara.info/notebook/2005/5.htm#D-6-1