追記されてから一週間以内の雑記はありません。
黄金週にはいる前に九連休をやらかしてしまった久樹は、2日と8日に出勤の予定でございます。特に出かける予定とかもなし。
しくしく…。
例へURIがユニークでも、内容がユニークでないといふのはちょっと虚しい。自戒をこめて。
必要なのは、正しいHTMLの啓蒙ではなく、正しいHTMLをより容易に(より納得して)習得できるための環境作りではないか。
中途半端に専門的な書き方をした「正しいHTML」啓蒙サイトは、久樹の視点から見ても結構多いと思ふ。正しいことだけではいかんだろ。
ただ、HTTPにしてもTCP/IPにしてもさうだけど、通信に関する技術仕様は軒並みブラックボックス化してゐる中、HTMLだけ、これほどまで利用者側の習熟度に左右されるといふのは、考へてみればをかしな話ではある。もちろん原理的に仕方がないといふことも理解してゐるのだけれど、HTMLの正しい知識がちっとも普及しないと言ふのは、ある意味無理からぬ話ではあると思ふ。
で、療養中に何をしてゐたのかと言へば、色々してゐたのですが、後半以降は、雑誌で偶然販売日を知り「こりゃ買へといふことだな!」などと独り合点して購入したゲームボーイアドバンスソフト「MOTEHR3」。これに没頭してをりました。
結局、プレイ時間にして22時間7分でクリア(本当は21時間でクリアしてゐるけど、今記録を見たら22時間になってゐた) ゲーム内容からすれば、多分標準的なクリア時間だと思ひます。以下、ざっと感想を箇条書き。原則ネタバレはしないつもりですが、どこからが「ネタバレ」なのかいまいちよく分らず、もしかしたらネタバレしてゐるところもあり得ますので、もちろんさういふのが嫌な人は讀まないことを推奨します。
奇妙で、おもしろい。そして、せつない。といふキャッチフレーズはインパクトこそなかったけど、的を射てゐると思ふ。まあ、やり込めないゲームではあるけど。
当たり前の話ではあるが、ゲームそのものが1や2を意識してゐるのだから、ファンとしても1や2を意識するのは当然の流れであらう。この辺りがFFとは違ふところである。
総じて、なんかMOTHER2がやりたくなったゲームといふのが久樹としての感想。いや、3が決して劣ってゐるとかさう言ふわけではなく、まあ強いて言ふなら、3の後に2が来て欲しかったなあといふのはちょっとあったりする。この辺りは純粋な好みの問題なので、作品の善し悪しではないだらう。まあ、良かったとは思ひますよ。最近のゲームの定番シナリオ・定番CGに食傷を覚えてゐる人にはお薦め出来ます。
雑念雑記において一週間ぐらゐ更新が空くなどざらにあることではあるのですが、この一週間、実は急性虫垂炎――平たく言ふと盲腸をやらかしまして、緊急入院してをりました。
まあ、色々面白い体験をさせてもらったわけなので、多分体験記を、前の気胸の時を含めてそのうち公開するつもりではあります。書く量よりも補完する量が多すぎて、すぐ雑記に書けない罠。
それにしても、だ。なあんか心身共々嫌な感じだなと思ってゐた矢先に、これ。ここまで駄目を押されると開き直りたくもなるけど、果たして開き直ることで累積した事態が何某ら改善されるのかと思へば、そんなわけもないのでありまして、云々。憂鬱ではないが、決して明るくもない昨今の心境。
自戒のためのメモ。
似た例へをすれば、久樹はルーラを覚えたばかりの旅人、かも知れない。一つレベルが上がって、初めてルーラを覚え、「便利だ! どこでも行きたい放題だ!」等と言ひつつ、実際は行ったことのない場所が殆どで、MPも低く数回で打ち止めになる。身につけた術が真價を発揮するのは遙か先の話なのに、浮かれ、先へ進むことも忘れて同じ場所を飛び回ってゐる。
ちぃとは精進せいや。
法律用語といふのは面白いですね。人が作った物なのに、ここまで色々解釈を考へなければならないといふのは、或る意味凄く不思議なものである。経済も法律も、単なる趣味としてみれば面白いものなんだらうなあと思ふ。
例へば、善意と悪意。これは一般的には道徳的な言葉であるが、法律用語で言へば、「或る事象を知ってゐる」のが悪意であり、「知ってゐない」のが善意となるらしい。即ち、「善意で行ふ」といふのは、道徳的な云々を一切無視して、単純に「知らなくてやった」といふことになるらしい。
或る行為をする、といふこと自体が、既に法的には既遂に当たるわけで、例へば停電が起こったとする。原因は誰かが漏水によってショートさせたからである。しかし、それを知らずに再通電させて、漏水修理中の人を感電死させた場合、これは「善意の行動によって人を死傷させた」といふわけで、つまり法的には無罪になるといふわけである。
一方、「通電させれば危ない」とか「誰かが死ぬかも知れないな」と解りつつ通電させたのであれば、これは悪意に基づいた行為であり、所謂傷害致死に問はれる可能性がある。また、再通電させたのが電気に詳しい者で、誰かの依頼を受けて再通電し、運悪く殺してしまった、となると、これは業務上行ふべき確認を怠った、といふ過失による業務上過失致死に問はれる虞が出てくる。また、民法では殺意がなくても過失が成立すれば賠償責任が生ずるとされてゐる。
用語ついでに話をすると、所謂精神病や薬物によって心神喪失や心神耗弱状態に陥った者が犯罪を犯した場合、責任能力を問ふことが出来ないため、無罪ないし減刑されることが原則となってをり、異常犯の裁判が精神鑑定に委ねられがちになるのは、さういった理由からである。そして、酩酊状態も心神耗弱の一つであり、例へば酔っぱらいが物を壊したり殴ったりしても、基本的に逮捕されないのはさういふわけとされてゐる(但し必要に応じて警察署送りにされることはある) しかし、道路交通法によれば、飲酒運転(特に酩酊状態で運転すること)は減刑どころかより厳しい罰則を科されることになってをり、刑法や民法上の原則と矛盾することになってゐる。これはどういふことか。
調べてみると、原因において自由な行為といふのがポイントらしい。
原因において自由な行為(げんいんにおいてじゆうなこうい)とは、完全な責任能力を有さない結果行為によって構成要件該当事実を惹起した場合に、それが、完全な責任能力を有していた原因行為に起因することを根拠に、行為者の完全な責任を問うための法律構成を言う。
例えば泥酔者は心神喪失、若しくは心神耗弱(こうじゃく)の状態にある。心神喪失者や心神耗弱者が不法な行為を犯した場合、刑法第39条の規定により犯罪不成立もしくな刑の減軽となる。しかし、車を運転することを予定しながら飲酒により泥酔し、そのまま自動車を運転して事故を起こした場合、業務上過失致死傷ないし危険運転致死傷が成立し、心神喪失(心神耗弱)状態であったにも拘らず完全な責任が問われる。また、泥酔した状態で人を殺そうという計画を立て、凶器を用意して酒を飲み、計画どおり泥酔状態で殺害に及んだ場合も殺人罪が成立し、刑法39条の適用はない。これが判例・通説の結論である。
といふわけで、正常な時に「これをしたらまともな判断が出来なくなるな」と判ってゐながらその行為に及んだ場合、その判断自体に過失が成立するといふ考へ方らしい(判例:昭和42年2月27日第三小法廷決定 昭和42(あ)1814 恐喝、道路交通法違反(第22巻2号67頁))。そんなこと言ったら、薬物乱用なんて完全にアウトなやうな気もするが、しかし、この結論をどのように説明するかについては学説に争いがある。
と言はれてゐる通り、どうもすっきりと説明は為されてゐないさうである。
ちなみに、他にも特別法は、一般法よりも優先されるといふ原則が働いてゐるといふ話もある。法律はそれこそ星の数ほどあって、これらが完全に矛盾しないといふのはかなり難しい。ゆゑに、それらを円滑に処理するために、法律にはそれぞれ優先順位といふのが暗黙のルールとなってゐるらしい。具体的に言へば、
未遂を罰する場合は各本条で定めると書かれてゐる。つまり、未遂は基本的には罰しないのが原則であるわけである。しかし、例へば同法二百三条にて、殺人の未遂は罰すると書かれてをり、この場合、未遂は罰しないといふ原則は、殺人未遂には適用されないと言ふことになる。「○○の場合は除く」といふのも同様。
とまあこんな具合である。なんだか、調べれば調べるほど法律ってのは苦悩と解釈の連続で出来てゐるんだなあとつくづく思ふ今日この頃である。
参考:基礎法学 −行政書士試験情報サイトー及びWikipediaより
最近ちらちらと雑念雑記を読ませていただいています。
私は一般法から特別法の仕組みは、運用側から見るとむしろ便利に出来ているように思います。
「○○は別に定める」「○○は規則に定める」と下位に下げていくことで本法を変えないで済むため、全体の体系自体は維持できる。良い例えではないかもしれませんが、XHTMLのモジュール化みたいなもので。
また、特殊な用語については、例えば船の「総トン数」なら定義を固めあげた上で、「ここで言う総トン数とは、船舶のトン数に関する法律で定めた〜」と他の法令に使う例も多くあり、一種の統制語彙、名前空間的かと思います。
こう見ると法令はある面、Web規格に近いかもしれません。
なるほど。「決まり事の作り方」といふ難しい問題だからこそ、相応の歴史と試行錯誤があるのでせう。
P.S.警察所とあるのは警察署、又は派出所の誤字ではないでしょうか。
仰る通りですorz
昨週末は黄砂が酷かったが、今週は雨風が酷い。土砂降りである。傘を差しながら道を歩いてゐると、雨まじりに染井吉野の花が散ってゐた。どうも、今週末まで持たなさうである。いつもながら、早い別れである。
ところで久樹は、以前から桜と梅の違ひについて疑問を持ってゐた。種が違ふと言へばその通り。それで、具体的な違ひについても色々考へてみたのだけれど、これがなかなか見つからない。実際の写真を見比べても、よく分らない。微妙に違ふといへば何かが確かに違ふのだけど、でもそれは同じ桜の親戚でも染井吉野と彼岸桜ならかなりの差があるのだから、どれが決定的な「違ひ」なのかはよく分らない。仕方がないので、例によってぐぐる様に泣きついてみた。
まづ、根底的な話として、桜も梅も薔薇科桜属の植物であるらしい。つまり、属レベルではどちらも違ひはないのである。また、同じく桃や杏子も桜属らしい。ヘェえ。なんと、春の代表と言はれる4種の花は、みんな生物学的にはかなり近しい存在なのださうだ。確かに雰囲気は似てゐるが、かうやって事実として浮き上がってくると、やはり意外である。
サクラ属 (Prunus)は、バラ目バラ科の植物分類項目。これに含まれる植物は、樹木になり、五弁の花をつける。花はウメのように一つづつつくもの、サクラのように短い軸から数個を房状につけるもの、ウワミズザクラなど小さい花を穂のようにつけるものなどがある。果実は核果で、外側は柔らかくて、中心に固い種子が一粒はいる。落葉樹が多いが、バクチノキやリンボクなどの常緑樹もある。
と、いふことで、どうも梅と桜の違ひとは、花びらの付き方らしい。手元に写真はあるのだが、縮小処理してゐないのでWikipediaのものを利用させていただくが、染井吉野と白梅の写真を良く見比べて欲しい。枝から何やら蔓のやうなものが飛び出し、そこに花びらがいくつもついてゐるのが桜。一方、枝から直接花が咲いてゐるのが梅、といふことなのだらう。なるほど、確かにその通りだ。
ちなみに、桃(季節の花 300より)は梅と同じく枝から直接花が咲いてゐる。杏子も同様だ。どうも桜の方が生い立ちが特殊らしい。
ともあれ、どれも華麗で心を和ませてくれる事には全く変はりはないので、今回は桜と梅と、さらには桃や杏子の近縁関係がまでもが明らかになり、花だけに「実り」があったといふことにしよう。
この春、久樹は引っ越しする。と、前から繰り返し言ってきたので、ひょっとしたら覚えておられるかも知れないが、ともあれ、それを昨週末――要は4月1日から2日にかけて行った。
引っ越しと言ふものは、言ふまでもなく生活の場の移動であるから、その困難性は生活の歴史に比例して重くなるらしい。たかだか6畳二間の家を出るだけで、積み上がる段ボールの数は知れず、膨れあがる廃棄物の量も知れず、一体、自分たちはこの家のどこにすんでゐたのだらうかと疑ひたくなるような程、ものが溢れかへった始末である。それでゐて、出てくるものといへば、やれ買ってそのまましまひ込んでゐたカセットコンロやら、本やら、工具やら、炊事用具やら、園芸用具やら……ひとへに、必ずしも有益なものとはいへない、生活の澱なのである。知らず知らずのうちに、だが確実に降り積っていく、澱なのである。
おかげで、予定の2日だけでは到底足りず、後日棄てるものを棄てて、ゴミ捨て日の合はないものは新家まで持ってくるといふ有様で、事前から棄てられる分はかなり棄てたつもりでゐても、やはり生活といふのは並々ならぬ「積み重ね」であるものだと思ふ。それでゐて、引っ越した先でも早一週間が過ぎたわけなのだが、どうにも落ち着かず、余所余所しい、強いて言ふなら「ホテルに泊まってゐる」やうな感覚からぬ抜け出せずにゐる。澱を全部払ったから、それまで積み重なってゐた生活の一部までもが消えてしまったらしい。棄てるしかないものなのに、ゴミが生活の一部とは、情けない話である。
多分、これからまたものは増えてくるだらうけれど、せめて次の機会には、このやうな出会ってそのまま、出て行くときにはいさやうならといった、情けない別れ方だけはしないやうにしなくては、と、新しいベッドに横たはりながらぼんやりと誓ふ次第なのである。
でも、私は知ってゐる。大変なのは、これからであることを。
分譲マンションといふのは、手軽である反面、非常にややこしい仕組みで出来てゐる。そのことを、私たちは11年前に嫌と言ふほど学んだのだ。
静かで穏やかな毎日が続いて欲しい。私はいつもさう願ってゐるし、これからも願ひ続けるだらう。
この記事は高天原横町に加筆修正の上で公開しました(正しい二段階右折のやり方)
二段階右折とは、道路交通法上、原動機付き自転車(原付)と軽車両(リアカーや馬車や自転車など)に課される右折方法の一つです。
普通、自動車は右折するとき、予め進行車道の右側により、右折指示器を出し、交差点の中央を通って直接右折します(小回り右折)
一方軽車両等は、一旦信号を直進し、渡った先で方向を右に変へ、また前の信号が青になってから直進するといふ二つのステップを踏んで右折を実現します。これを二段階右折といふのです。
軽車両の場合、無条件で二段階右折しなければなりません。
一方ややこしいのが原付の場合で、
においては二段階右折をし、それ以外の場合は小回り右折をしなければなりません。
- 第2項
- 自動車、原動機付自転車又はトロリーバスは、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の中央に寄り、かつ、交差点の中心の直近の内側(道路標識等により通行すべき部分が指定されているときは、その指定された部分)を徐行しなければならない。
- 第3項
- 軽事両は、右折するときは、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿つて徐行しなければならない。
- 第4項
- (省略:要は一方通行の時は右側によれといふ話)
- 第5項
- 原動機付自転車は、第2項及び前項の規定にかかわらず、道路標識等により交通整理の行われている交差点における原動機付自転車の右折につき交差点の側端に沿つて通行すべきことが指定されている道路及び道路の左側部分(一方通行となつている道路にあつては、道路)に車両通行帯が3以上設けられているその他の道路(以下この項において「多通行帯道路」という。)において右折するとき(交通整理の行われている交差点において右折する場合に限る。)は、あらかじめその前からできる限り道路の左側端に寄り、かつ、交差点の側端に沿つて徐行しなければならない。ただし、多通行帯道路において、交通整理の行われている交差点における原動機付自転車の右折につきあらかじめ道路の中央又は右側端に寄るべきことが道路標識等により指定されているときは、この限りでない。
二段階右折をするために交差点を直進する際は、右折の合図(指示器等)を出さなければなりません。出さなければ合図制限違反、左折合図を出してゐると合図不履行に当たります(共に減点1で反則金は5千から7千円)
とは言っても、自転車で右折の手合図を出してゐる人なんて未だかつて見たことありませんが。
例へば、通常は2車線の道路でも、渋滞対策として、交差点手前のみ右折専用車線を設けてゐる場合があります。この場合はどうなるのか。
法的に車輌通行帯とは、車両が道路の定められた部分を通行すべきことが道路標示により示されている場合における当該道路標示により示されている道路の部分をいう。
とされてをり、車線によって区切られた場合は右折専用だらうが何だらうが車輌通行帯の一つとして数へなければならず、また二段階右折かどうかは交差点にさしかかったときの車輌通行帯の数で決まるので、たとへ直前で増えたとしても二段階右折をしなければなりません。
といふわけで、交通量が多く、かつ道路幅に多少の余裕がある道路の場合には、二段階右折が課される可能性がかなり高いとみて間違ひないでせう(もし二車線のままだったときは、諦めて次の交差点を目指すしかありません……)
二段階右折においては、一度交差点を直進してから方向転換をするわけですが、道路の左端が左折専用車線の場合、どうすればよいのでせうか。
これについては、Web上でも非常に多くの方が疑問を感じてをり、「左折専用レーンを直進すべきだ」と「いや、一番左の直進レーンを進むのが正しい。左折専用レーンを直進したら指定通行区分違反ではないか」といふ意見が半々程見かけます。といふか、このやうなケースは非常に多く見かけられるのに、こんなに解釈がばらついてゐて良いものかと思ったりもするのですが……。
実際法律上では、
「指定通行区分違反」とは、法第三十五条第一項の規定の違反となるような行為をいう。
車両(軽車両及び右折につき原動機付自転車が前条第5項本文の規定によることとされる交差点において左折又は右折をする原動機付自転車を除く。)は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により交差点で進行する方向に関する通行の区分が指定されているときは、前条第1項、第2項及び第4項の規定にかかわらず、当該通行の区分に従い当該車両通行帯を通行しなければならない。ただし、第40条の規定に従うため、又は道路の損壊、道路工事その他の障害のためやむを得ないときは、この限りでない。
とされてをり、原付や軽車両の二段階右折時においては指定通行区分の項は適用されない事になってゐます。従って左折専用レーンを直進するのが正解です。大きな交差点を右折する自動車は、たとへ左折レーンであっても原付が右折合図が出てゐる場合は直進してきますので、注意しておく必要があります。
道路交通法施行令 第二條(信号の意味等)によれば車両は、黄色の燈火又は赤色の燈火の信号にかかわらず、矢印の方向に進行することができること。この場合において、交差点において右折する多通行帯道路等通行原動機付自転車及び軽車両は、直進する軽車両とみなす。
とされてをり、直進矢印の信号に従はなければならないやうです。右折や左折信号で直進すると信号無視になります。
ところで思ふのですが、左折専用レーンで直進信号を待つといふ行為は、普通に考へれば極めて危険ではないでせうか? 危険でないにしろ、左折する車輌にとっては邪魔で仕方がないやうな気がするのですが、これについて道交法やその施行令にはどこにも書かれてゐないので、緊急避難の原則でも持ち出して直進レーンに避難するしかなささうです。酷い話だ。
丁字路(T字路)の場合は大抵二段階右折禁止の標識が出てゐるので問題ありませんが、稀にバス停のやうな「二段階右折用のくぼみ」が設けられてゐたり、明らかに設置し忘れてゐるやうな丁字路があったりします。さう言ふときは右折を諦めた方が安全ですね。
なによりも問題なのは、二段階右折や二段階右折禁止の標識の登場が明らかに遅いケースが多すぎる点です。どうも事故や違反を誘発してゐるやうな気がしてならないのですが、一応警察や国家公安委員会に訴へれば善処はしてくれるらしいです。
原則として原付及び軽車両以外の車の二段階右折は認められてゐません。従って50cc以上の二輪、つまり第二種原付(小型)や普通・大型二輪が二段階右折を行ふと交差点右左折方法違反に觝触します。
……とは言っても、エンジンを切って押し歩きながら一旦歩道に入って、そこで方向を転換して発進すれば右折には当たらないので、もし危ないと思ったときはそのやうにすればよいと思ひます(多分)
信号の長い交差点などでは二段階右折は出来るだけ避けたいものです。そこで、これを合法的に避ける方法がいくつかあります。ちなみに命名は久樹が勝手にしたものです。
二段階右折の交差点を直進で通過し、次の交差点を左折します。そしてその次とそのまた次の交差点も左折します。すると一周して右折したい交差点に直進ではいることになります。
尤も、これをするぐらゐなら二段階右折をした方がずっと早いのも事実です。もし二段階右折禁止の表示が出て、進路変更が間に合はないときなどに利用しませう。
二段階右折の交差点の一つ手前の交差点を左折し、次の交差点とそのまた次の交差点を右折します。すると二段階右折したい交差点に直進ではいることになります。
この方法は手前の交差点が路地など信号がない場合に非常に有効ですが、反面中央分離帯で区切られた道路の場合右折出来なかったりして悲しい思ひをすることがあります。
二輪の場合、エンジンを切って押して歩いてゐる限り歩行者と見なされます。この例外を利用して二段階右折を回避する方法もあります。
これは赤信号の長い交差点やスクランブル交差点に引っかかったときに非常に有効ですが、歩いたりエンジンをどうこうするのが面倒なのも事実です。ちなみに、久樹が急いでゐる時は左折信号もこの例外規則で回避したりします。
二段階右折は軽車両及び1種原付(道交法上の原付)にのみ適用される規則ですから、車両法で定める2種原付(道交法上での小型二輪)では適用されません。従って、原付を買換へるなり改造して申請するなりして2種原付になってしまへば、二段階右折をしなくてもよくなります(といふか、してはいけません)
但しさうなると今度は原付や普通免許ではなく二輪の免許が必要になります。二輪の免許を持たずに2種原付にのると無免許運転に觝触しますのでご注意下さい。
2種原付登録と同じく、ミニカー(50cc以下の3〜4輪自動車)にも二段階右折は課されませんので、これを利用する手もあるにはあります。但しミニカーの運転には普通免許が必要ですし、その他諸々の理由からあまりお薦め出来ません。
原付の二段階右折に関しては色々怪しい部分が多くあります。そのくせこれが白バイの格好の餌食にされたりしますので、一番の対策は、予め二段階右折しなくてもよい交差点を把握しておくなど通る道路をよく知っておく事しかないやうな気もします。
あくまでも久樹が道交法及びその施行令を読んだ上での解釈ですので、この通りにやって捕まっても責任を負ひかねます。自己責任でどうぞ。
しかしながら、面倒面倒と思ひつつも、実際他の規則(原付の最高速度は30kmまでであることなど)と突き合はせれば、意外と現実的な(妥協的な)制度であるとも思へてきた。
不満をこぼすだけではなく、きちんと調べて、何故そのやうな制度が出来たのかを考へることは、やはり大切なことだと思ひます。
他聞によると、最近の小学校教育では台形の面積の求め方を教えてゐないらしい。一方、三角形や正方形や平行四辺形の面積の求め方は教えてゐるらしい。どうもをかしい気がする。
だって、台形の面積の求め方さへ知ってゐれば、三角形や正方形の面積公式なんて覚えなくても構はないのですよ?
台形の面積公式は(上底+下底)×高さ÷2ですが、これを三角形に当てはめて場合、上底は0になりますから、下底×高さ÷2、と、三角形の公式と同じになるのです。あるいは、正方形でも上底と下底の長さが同じですから、二分で相殺して縦×横になるのです。平行四辺形も然りでせう。五角形とかになると流石にお手上げですが、少なくとも台形と円の面積の求め方さへ知ってゐれば、小学生の間はなにも困ることがない筈です(菱形は除く)
要は、面積とは縦の辺の平均長さと横の辺の平均長さを掛け合はせれば算出出来るのです。台形の面積公式は限りなくその本質に近い公式です。これを教えずして、瑣末な事象のみを教えると言ふ態度は如何なものでせうか。マイナーな公式ではありますが、やはり台形の面積公式は教えておくべきだと私は思ひます。
またこれとは別の考へ方として、円の公式を応用して正多角形の面積を求めることも出来ます。円は直径に対する円周の比率(円周率)で求めます。これが正方形の場合、周率は4になります。例へば一片の長さが28cmの正方形があったとすれば、14×14×4=28×28=784cm2と、一般的な公式を使ったときと同じ結果が得られます。このやうに、正多角形であれば、全て同様の方法で(辺の中点から中心までの距離と角の周率をもって)計算することが出来るのです。そして、これは正多角形の面積の求め方(周辺の長さ×辺の中点から中心までの長さ)と本質的に同じであるわけです。先の台形の公式などもこの応用の一つといへます。つまり、面積の計算法といふのは色々たくさんあるやうに見えて、実は一つの考へ方を応用してゐるだけに過ぎないのです。
もちろん、こんな面倒な計算はとても実用的ではありませんが、一つの考へ方として、公式を一々覚えさせるよりは余程興味のわく話でないかと思ふわけです。
※ひょっとしたら間違ってるかも。なにせ幾何学は苦手なものでして……(苦笑)
あー、私は別に台形だけを教えればよいと言ってゐるわけではないのでよろしく。学生諸君は最悪台形の公式さえ知ってゐればなんとかなるよといってゐるだけです。……つまり、書き方が非常に悪いorz
正多角形の求め方については、小学校といふよりはむしろ中学校の図形(証明とか)などで復習や豆知識程度にやるといふついで話で良いと思ってゐます。あるいは、高校で積分の話をするときに、円の公式は正無限多角形の積分から求められてゐると説明するのも良いかも知れません。
といふか、メッセや掲示板で思ひっきり突っ込みを頂きました。非常に良い投稿記事ですので、ここに引用させていただきます。
台形の面積の求め方さへ知ってゐれば、三角形や正方形の面積公式なんて覚えなくても構はない台形の面積を求める公式は、台形を二つの三角形に分割してその和を求める形で導出します。「台形の面積公式導出のアルゴリズムを知っていれば」という主張なら同意できますが、台形の面積公式を知っていれば云々というのは話が逆かと。
幾何という学問的には、このアルゴリズムを応用することによって全てのn角形の面積を同様にn-2個の三角形に分割することで求めることができる、というところが重要であるわけです。
台形や菱形の面積公式というのは「n角形の面積導出アルゴリズム」のレアケースセオリーにすぎないわけで、特別扱いするとむしろ本質である導出アルゴリズムが等閑にされかねないというのが文科省の考えなんじゃないでしょうか。(妄想ですが)
実際「五角形とかになると流石にお手上げですが」などと言われると、これこそ公式主義の弊害じゃあないかなどと思ってしまうわけで。
#まあこの手の有名事実を知っていくあたりが幾何の楽しさなんじゃないかなーとも思うけど。
いつもありがたうございます。
ダークムーンスタイルについてコントラストが足りないといふご指摘を受けましたので、若干背景色を暗めにしました。
文字が詰まった時を考慮し敢へてコントラストは弱めにしてゐたのですが、一部のディスプレイではかなり白っぽく映るらしかったです。配慮が裏目に出る典型例といふことで以後心に留めておきます。
若しかしてアマテルさんたら今日の日日を四月四日だと思はれてゐますか。
Σ( ̄□ ̄;
04/03 22:42 (C) 雑念雑記 久樹 アマテル さん
2006/04/03 18:55:51 雑念雑記 久樹 アマテル
……。
<オフレコ>よし。なかったことにしよう。うん。</オフレコ>
ええと、何の話でせうか。
- 667 :名無し草 :2006/04/03(月) 23:40:02
- 若しかしてアマテルさんたら今日の日日を四月四日だと思はれてゐますか。
- 668 :名無し草 :2006/04/04(火) 06:56:36
- typoでした。すみません訂正します。
……。
運命の悪戯、宇宙の黄金律、厳しい自然の掟、などの様々な不可抗力の仕業。
さあどれでせう?
言ひ忘れてをりましたが、4月2日付けで久樹のプロバイダが変りましたので、旧プロバイダのアカウントに付随してゐた旧高天原のURLは今後いつ消滅してもをかしくない状況になります。
かれこれ1年半近く旧URLを維持し続けてきたわけですが、やっぱりかういふことはないに越したことはありません。そのために独自ドメインを取ったわけですからね。現在も旧サイトから接続してゐる方は早めのブックマーク及びリンクの更新をお願ひいたします。いや、しなくても構ひませんけど、デッドリンクになるのは間違ひありません。
四月莫迦ネタを仕込まうとして失敗すると言ふ、文字通りの「莫迦」をやらかしてしまった今日この頃。ちなみに今日は「をかまの日」である。
四月から雑記に限ってセクション疑似要素を破毀したので、フラットなスタイルが必要なのだけれど、今更新緑スタイルを復活させるのもアレだったので、ダークムーンスタイルを適用してみる。完成以来、1年越してやうやく公開文書に正式適用されたことになる。