明日はどんな風? 歩き出す窓辺から
もうすぐ見えてくる 夢を渡って行こう。
言葉 言葉 言葉トップページに一連の閉鎖に関する公式見解が掲載されてゐます。
人の言つてゐる事を歪曲して傳達しようとする惡意のある人々が昨今のウェブには餘りにも多く、さう云つた粘着による嫌がらせが非道くなつたので「日記」「掲示板」その他のコンテンツを削除しました。彼等には言葉が通じないのです。私が何を言つても、自分逹の思ひ描いた「愚かな人間」が「愚かな言葉」を垂れ流してゐると、さう言合つて渠等は樂しむのです。この文章も彼等にとつては愚かで愉快な駄文にしか見えません。
(中略)
また、同時に、善意の讀者の方々にも、言葉が通じないのですね。こちらには本當にがつくり來ました。私にだけ喋らせておけば、自分逹は傍で默つて見てゐて良いらしい。まあ、惡意の人々に據れば、「人格的に缺陷がある人間」である私の身方なんて、何人もゐないらしいですからね。殆どの閲覽者が、斯うした惡意の人々の主張に同意してゐるのでせう。スルーは容認と同じです。私は「スルーせよ」と主張した事はありません。寧ろ「反論せよ」と何度も言つて來ました。ところが、私に好意的な人でも、この私の主張を否定してゐるのです。實際に私に代つて反論して呉れた人が何人もゐないのを見て、私は最早ウェブで物を言ふのは無意味だと悟りました。
(中略)
匿名の連中にして見れば、實名で物を言つてゐた私なんかは、實名であると言ふだけで大變に傲慢で嫌みな奴に見えたのでせうし、實名だからこそ攻撃に弱いと云ふ事を證明して何とか彼等匿名の人間の「誇り」を守りたいと考へてゐます――しかし、實名では物を言へないインターネットつて、何と自由のない世界なのでせうか。現在、この手の卑劣な匿名主義者の連中が、ウェブを支配してゐる状況にあります。彼等は、好き放題に惡口を言ひ、風説を流して、氣に入らない人間を社會的に抹殺しようとしてゐます。或は、氣に入らない人間を侮辱し、見下す事で、快を貪つてゐます。彼等の間では、何が言はれてゐるかでなく、物を言つてゐる人間の人格だけが問題になります。人格を問題にするのなら、問題にする彼等自身の人格が最初に吟味されねばなりませんが、彼等匿名主義者は匿名である時點で自分の人格を棚に上げてしまつてゐますし、しかも、匿名であるがゆゑに彼等は完全に免罪されてゐると信じてゐるのです。
彼等には何を言つても無駄です。言葉は只の言葉に過ぎません。全くもつて空しい話です。ウェブには言論の自由がありません。私には、二十一世紀に入る以前、そんな事は確かに解つてゐました。けれども、今までずるずるとウェブサイトを續けてしまひました。しかし、そろそろウェブと云ふメディアも「正常化」の頃合でせう。個人サイトはこれから存立して行けないのではないですか。ウェブは二極化して行くでせう。匿名掲示板や匿名の「ブログ」で、個人は好き放題に好い加減な事を言散らす。信頼出來るウェブサイトは全て企業サイトになる。あゝ、あと、誰からも注目されない、當り障りのない事ならば、個人サイトには書けませう。と言ふより、さう云ふ形でしか個人サイトはあり得ないですね。今までも、長續きしてゐる個人サイトは、さう云ふ形でのみあり得ました。しかし、そんな無害な「言論」に、私は興味がありません。私にしてみれば、言葉は何等かの力を發揮すべきものです。けれども、それが何にもならないのなら、言葉を信ずる者には沈默こそが撰擇すべき道です。私は最う何も言ひません。
これを持って闇黒日記らの削除が行はれる事には賛同しかねますし、私はこれからも「力のある言論」を續けて欲しいのですが――さうは言っても、ここまでされてしまっては最早、誰にもどうしやうもありません。少なくとも今の制度上は。
久樹 アマテル、及び弓状列島「高天原」は、これからも闇黒日記や、削除されたコンテンツの復活を希望し續けます。同時にこれは、実名による安全なWeb上の言論が保証される時代の到来を希望することになります。
徳保さんの仰る(ネットで実名を出すと天変地異が起きるぞ論)様に、必ずしも個人情報の公開が即、このケースのやうな酷い嫌がらせにつながるわけではありません。
しかし、野嵜さんは誰からも注目されない、當り障りのない事ならば、個人サイトには書けませう。と言ふより、さう云ふ形でしか個人サイトはあり得ないですね。今までも、長續きしてゐる個人サイトは、さう云ふ形でのみあり得ました。しかし、そんな無害な「言論」に、私は興味がありません。
と述べてゐます。事実野嵜さんの言論は「力」があります。「棘」と言ひ換へても良いでせう。それは多くの人にとって快いものではありません。
社会的にメジャーな主張、或いは多くの人に共感を持たせる主張を續けていくのであれば、今のWebであっても実名による被害を受けることは少ないのだらうと思ひます。しかし、少数派の主張。中には反発を覚える虞のある主張を行ふためには、今のWebはあまりにも陰湿です。
かやうな状況は、恐らくWebに完全匿名主義が息づく限り変らることはないと思ひます。Webに関はる様になってから、私は人の自浄作用についておおよそ懐疑的な考へ方をせざるを得なくなりました。完全な善意に基づく社会など成り立ちはしないのです(大体、それが成り立つのであれば刑法など不要です)
何も匿名を根絶せよと主張してゐるわけではありません。普段は仮面舞踏会でも構はない。けど、仮面をつけたからと言って何をしても罰せられずに無罪放免といふのはをかしいと思ふのです。
現在の情勢が変らぬ限り、野嵜氏が削除されたコンテンツを復活させることはあり得ないといふ事ですので、雑念雑記における所謂「闇黒日記デー」は、近日終了することにします。
まづは、Webの完全匿名主義を考へる記事を書いて、それを公開していくところから始めませうか。「Web 実名」で検索しても徳保さん他極少数の論調しか存在しない状況から変えていかないことには――勿論、HTMLの時のやうに、それで果たして状況が良くなるかは不明瞭ですが、決して看過出来るものではありません。
野嵜氏のまた、同時に、善意の讀者の方々にも、言葉が通じないのですね。こちらには本當にがつくり來ました。私にだけ喋らせておけば、自分逹は傍で默つて見てゐて良いらしい。まあ、惡意の人々に據れば、「人格的に缺陷がある人間」である私の身方なんて、何人もゐないらしいですからね。殆どの閲覽者が、斯うした惡意の人々の主張に同意してゐるのでせう。スルーは容認と同じです。私は「スルーせよ」と主張した事はありません。寧ろ「反論せよ」と何度も言つて來ました。ところが、私に好意的な人でも、この私の主張を否定してゐるのです。實際に私に代つて反論して呉れた人が何人もゐないのを見て、私は最早ウェブで物を言ふのは無意味だと悟りました。
の件は返す言葉もありません。
悔いです。
日本語に対して相手にどうかうするほどの知識がないといふことは昨年とある方との話で解った。これに関して久樹は無力です。しかし、誹謗中傷に対して何も出来なかったのか、と言へば、決してそんなことはなかった。
まあ、こんなことをぐだぐだ言っても仕方がないので、矢張り行動を起こしていくしか道はない。
以下全て思ったままの走り書き。
そもそも「悪意の人による粘着や嫌がらせ」と云ふ閉鎖のきっかけとなった背景。これの全体像が未だによく見えてゐない――野嵜氏の「義」、noz_watcher、ネットストーカーの件、アレクセイ氏の「正字正仮名」論争と木村 貫氏の多重名義關聨ログ・リンクの件、さらには「國語問題論爭史」騷動の件などがある。闇黒日記などを定期的に讀んでゐたし、掲示板も時折ではあるが覗いてゐたが、矢張り何がどうなったのか「さっぱり判らない」
「松原信者」云々に関しては、何れも煽り合ひ叩き合ひになってゐるから、議論自体が成立してゐると言ひ難い。しかし、この膨大なやり取りの中から「義」なるネットストーカー(?)や「ノズラー研究会」の他、匿名での嫌がらせが大量に発生した。らしい。
ともあれ、過程はよく分からないがこの「匿名の粘着」は誕生した。正直なところ国語論争については久樹の力で「反論」出来ることは少ない(そもそも論点が見えてゐないのだから反論しようがない)が、議論も何もない「唯悪意」に依る嫌がらせや粘着については、抗議が出来る。
ネット上で事実無根の文書を不特定多数に発信し、野嵜氏を貶めてゐるこれらの行為は明らかに侮辱罪や名誉毀損罪に抵触する。しかし、これらの行為に対して、有効な阻止法が現状存在しないと言ふ。さう言ふときのための特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(所謂「プロバイダー責任制限法」)だと思ふのだが、これが余り役立ちさうもないらしい。
まづ、IPアドレスの特定 = 本人の特定とは絶対にならない。何故ならIPアドレスは端末に割り振られるものであり、端末と利用者に必然的な繋がりは無い。刑法の「疑わしきは罰せず」の原則から見て罪を問へないだらう。これをどうにかするためには国民総背番号・総IP制にするしかないが、これはこれで国家による情報統制の危険が高すぎるし、実現の見込みもない。
しかも、民法上の損害賠償を請求しようにも、プロバイダーや掲示板管理者の責任は法律の名前の通り「制限」されてをり(無限責任でも無過失責任でもない)、通常賠償責任などを問ふことは出来ない。精々プロバイダに通告して「解約させる」のが関の山である(そして、新たに別会社と契約を取ればまた同様の行為が可能となる)
これでは被害者は何ら救済されない。となると、自動車の運行供用者責任のやうに、端末の所有者が端末からの書き込みによってもたらされた不法行為について責任(賠償責任等)を負ふやうな法制度(ないし有効な判例)が必要と思はれる。個人宅であれば個人。ネットカフェであればカフェの運営者(そしてその記録に残されてゐる利用者)。学校ではれば教育委員会か学校法人。
基本的にネット上で公開された文章は、数年間にわたって(或いは半永久的に)保存される。しかも、以前指摘した通り現在の仕組みでは5年前の文書も昨日の文書も等しく扱はれてゐる(全ての筆者は文章の最終改訂日を記録すべき)。一度傷つけられた名誉の回復は難しい。
匿名は何故悪人を産み出すのか。さうではない。悪人は一面から見れば悪人だが、多くの場合別の一面からは善人と見える。無知や感情も複雑に絡んでゐる。場合によっては感情的な欠陥が要因のケースもあるだらう。
匿名は悪意に対する抑止力が働かない。悪意を発露させたからと言って、失ふものが何もないからである。ハンドルでも長く續ければ失ふものが出てくる。私が突然ここで信頼を損ねる様な行為に及べば、私が今までネット上で築いてきた全ての関係を失ふ事になる。つまり、高天原が久樹に対する抑止力として働してゐると言へるのである。ハンドルやサイト名をコロコロ変える人間は、この危険だけは留意しておいた方が良い(中にはアレクセイ氏の様に平然と自サイト内で多重名義に及ぶ人間もゐるが)
久樹はこのハンドルの文化は好きである。しかし、匿名は「仮面」であるべきだ。仮面を取ればすぐ正体は分かる。でも何か問題がない限り、わざわざ正体を知らうなんて無粋なことはしない。それぐらゐの匿名で十分ではないだらうか。或いは、さういった感覚を培ふ必要があるのではないか(と言ふより、実際「ペンネーム」なんかはさうなのだから、ハンドルで実現出来ない筈がない)
今のところ、匿名の仮面を剥ぐ直接的な方法はない。ブログなどが炎上して管理者の正体がばれるケースはあるが、これはブログと言ふキーがあるからこそ出来ることであって、今ここで2chの任意の名無しさんの正体を知る方法は皆無である(例として挙げただけであり、他意はない。2chは上の様な問題点が解決すれば在って良いと久樹は思ってゐる)
「『ネットは怖い』とマスコミが煽り、既得利権を守らうとしてゐる」と云ふ論説はブロガーらの中にも多く見かける。しかし、事実インターネットは実名も碌に出せない程「恐ろしいところ」である。
しかも、ブロガーらは「荒らしは無視」といふ匿名掲示板の論理を未だに持ち續けてゐる。多くはそれで沈静化するかも知れないが、今回の事例は本当に「稀」なケースなのだらうか。無視で対処出来るレベルを超えてゐるし「無視 = 容認」といふ理屈もある。
大体、匿名掲示板の論理が常套手段となってゐる自体、をかしな話ではないのか。久樹も含めて「沈黙のオーディエンス」といふ立ち位置について(特にそれを応援してゐるのであれば)もっとよく考へるべきであった。
言ってゐることが無茶苦茶だが、取り敢ず云ひたいことを書いた。
前に指摘したが、野嵜氏の話のしかたは正直辟易する面もあった(これがログの讀む気がなかなか起きない理由でもある)。が、全てがさうと云ふこともないし、何もかも論理的に間違ってゐる事もない(むしろ正しい、素晴らしいと感じた一文はたくさんある)。まして人格異常などといふことはあり得ない。
それが「正当化された嫌がらせ」によって閉鎖に追ひ込まれたとなれば、ウェブで物を言ふのは無意味だ
と言はれても仕方がない道理である。
……で、夜も遅く怒りにまかせて書いたのだが、朝起きて会社に行くときにふと考へた(大体、かういふ時って一日中考へ込んでしまふものだね)
匿名の投稿者を法的に罰することは出来ない――ことはない。らしい。だって、つい先日も池内氏のブログに脅迫投稿を2chに書き込んだ某会社員が「脅迫罪」の疑ひで逮捕されてゐるではないか。2ちゃんねる発の逮捕(書類送検)者によれば、他にも威力業務妨害や名誉毀損・信用毀損によって逮捕者が出てゐる。
警察が一体どういふ理屈で端末利用者を特定してゐるのか不明――引いては、無罪の可能性は否定出来ない――のだが、「出来る」といふ点は大きいと思ふ。もう少し調べる。
Googleによると、ハードディスクは温度や使用頻度に関係なく故障する - GIGAZINE
今まで一般的に信じられてきたハードディスクにまつわる常識として、
- 温度が高いと故障しやすくなる
- アクセス頻度が高いと多く動くため、故障しやすくなる
というのがありましたが、Googleが10万台以上の民生用ハードディスクドライブを使用した調査を行った結果、温度やアクセス頻度に関係なく故障することが判明したとのこと。
(中略)
使用したハードディスクドライブはATAあるいはSATA接続、容量は80GB〜400GB、回転数は5400〜7200rpm。これらのハードディスク約10万台について、温度とアクセス頻度、それから故障率とを比較して検討してみると、有意な関連性は認められなかったそうです。
ただし、ハードディスクの温度が50度を超えるような環境であれば、故障率は如実に上昇しています。これはハードディスクのメーカーも推奨していない温度なのでさすがに当然か。
久樹もGoogleが公開した元資料[PDF]を、邦訳サービス(これが使へないんだ…)や辞書などを駆使して怪しい邦訳を試みたり、或いは周囲の反応から判断したのだが、どうやらさういふことらしい。
例へば、報告の途中で登場するFigure 3: Utilization AFR
を次に引用する。
これは、HDDの稼働年数における年間故障率(AFR:Annualized Failure Rate)を表してゐるらしい。最初の三ヶ月間に初期不良を乗り切れば、向かう一年間は数%の故障率で推移してゐる。しかし二年目以降は再度故障率は急上昇してをり、HDDの寿命はやはり二年目を峠として見るべきだらう。
そして問題なのは次の図とその次の図。
前図は平均使用頻度に対する故障率のグラフ。次図は平均温度に対する故障率のグラフを表してゐるさうだ。
所謂「初期不良」の発生確率はどうも従来の観念通り「HDDの使用頻度」に比例してゐる様に見える。一方、それを乗り越えたHDDは使用頻度にさほど左右されることなく天寿を全うしてゐる事が伺へる。報告の中では、「適者生存理論」――要するに、元々危なかった物がある程度の負荷で淘汰された分、品の良いHDDが残ったのではないか。或いは、耐久テストにおける初期不良の多さが、全体的な寿命を押し下げてゐただけではないか。といふ二つの可能性を考察してゐる。
平均温度に関しても、48度辺りを越えた辺りからは故障率は高くなってゐるが、それよりも33度以下(つまり、全くの常温)における故障率の方がむしろに圧倒的に高いといふ結果になってゐる(確率分布は苦手なので、もし讀み違ひであれば申し訳ない)。報告者はThis is a fairly surprising result
(これは十分驚くべき結果である)と言ってゐるが、久樹も十分驚いた。
如何せん久樹の英語力がへぼ過ぎるのでこれ以上何とも言へないのだが、報告を讀んで久樹が感じた疑問点を一応以下に列挙する(これらの疑問は久樹が完全に報告を訳讀出来なかったから生じたといふ可能性を否定しない)
なほ、記事では他にもSMART値の信憑性について書かれてゐたが、久樹は利用してゐないので特に興味無し。
ともあれ、基本的にHDDはバックアップと定期的な交換。ハズレを引いたら泣く。と割り切っておくのが一番精神衛生上安全かと思ふ。
ああ、さう言へばうちのHDDに関する記事も修正を入れないと(もちろん、この報告だけで従来の常識が完全に否定されたとは断ぜられないが、非常に強力な反証が出たことには違ひない)
まあ、今日は寝る。
なお、「これまでに放出されたフロンが成層圏に届くまでには数十年かかるので、オゾン層破壊はこれから更に進行する」というのは俗説である。実際、対流圏でフロン濃度が最大になってから成層圏でフロン濃度が最大になるまでに要する時間は、3〜4年程度である。
はてさて、にわかには信じがたい話である。今まで環境団体やマスコミは、盛んにオゾン層の破壊(それも、かなり悲劇的な結末)を訴へ續けてきた。例へば、エコマインド・プレス「オゾン層がタイヘンだ!!」は次の様に主張してゐる。
空気中に放出されたフロンガスは、空気よりも重いためすぐには上昇せずに、ゆっくり、ゆっくりと上昇していきます。そして約15年かかって、オゾン層まで到達します。オゾン層までたどりついたフロンガスは紫外線を受けて塩素原子を放出しますが、この塩素原子1個が、数十年にわたって約10万倍ものオゾンを連続的に破壊していくのです。
だから、今、オゾン層をこわし、皮膚ガンなどの被害をひきおこしているのは15年前に放出されたフロンなのです。ところで、そのオゾン層を破壊しているフロンの量はどのくらいなのでしょうか? 実はこれまでにつくられたすべてのフロンのうちのわずか10%にすぎません。残りの80%のフロンはすでに大気中に放出されています。このフロンがこれから時間をかけてオゾン層に到達してオゾン層を破壊し、長い将来にわたって生物の生命を脅かすことになるのです。これ以上の放出が続けば、有害紫外線B波により、陸上生物はすべて死滅します。
おいおい、まるで話が違ふではないか。これは一体どういふことか?
もう少し信頼の出来る資料として、気象庁が5年毎に公表してゐる「異常気象レポート2005」といふものがある(役所の資料を信じない人間も多いが、少なくとも気象庁の科学的データにおいて捏造はあり得ないだらう)
モントリオール議定書とその後の改正および調整によるオゾン層破壊物質の規制によって、塩素・臭素を含むオゾン層破壊物質の総量は、対流圏では1992〜1994年にピークに達し、その後減少し続けていることが観測で確認されている(2.6節参照)。成層圏におけるオゾン層破壊物質の濃度は、現在、ピークにあるかそれに近いとみられ、今後、成層圏の塩素・臭素濃度は徐々に減少すると考えられている。図3.1.18に、モントリオール議定書とその後の改正および調整にもとづく成層圏の塩素と臭素濃度の推移予測を示す。1999年に北京で改正された規制が遵守されれば、今世紀の半ばまでにオゾンホール発生以前の塩素・臭素濃度に回復すると予測される(WMO 2003)。
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いくつかの数値モデルを使って得られた全球のオゾン量の推移予測を示す。上図は北緯60度から南緯60度までの観測されたオゾン全量値と数値モデルによる予測の範囲である。下図は衛星による南極域における最低オゾン全量の観測値と数値モデルの予測範囲である。モデルの予測に大きな幅があるのは、モデル計算で考慮した、将来の二酸化炭素やメタン、一酸化二窒素など大気微量成分の濃度予測に幅があること、また、対流圏や成層圏の気温など将来の気候の予測にも幅があるためである。このように予測の幅はあるものの、オゾン全量は2020年以前に最低レベルとなり、今世紀半ばまでにオゾン層はおおむね回復すると考えられる(WMO 2003)。
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上図は北緯60度から南緯60度までのオゾン全量観測値と大気モデルによる2050年までの回復予測である。塩素・臭素濃度およびほかのパラメータの予測値を取り込んでいる。予測範囲の幅は、気候予測値や大気組成の設定が異なる複数の大気モデルによる予測の幅を示す。下図は南極域における最低オゾン全量の衛星観測値と大気モデルの予測値である(WMO 2003)。
どうやら純粋な観測結果に依れば、少なくともオゾン層の破壊速度は明らかに鈍化してゐるらしい。かういふ場合、二つのデータを検証してどちらがより妥当なのか調べる必要があるのだが、先の資料はデータの出所がはっきりしてゐないため、残念ながら検証のしやうがない。
ちなみに、その文書にはさらに気がかりな点がある。
フロンを大気中に出さないためには、フロンの製造をやめることと、すでにあるフロンを回収しないといけません。アメリカやドイツなどの先進国では、フロンを放出した場合には罰金が課せられたり、企業や行政がフロンを回収するシステムが整っています。ドイツでは、まったくフロンを使用しないノンフロン冷蔵庫が1993年に開発されました。現在は新製品のほとんどがこのノンフロン冷蔵庫です。では、日本ではどんなフロン対策がなされているのでしょうか。残念ながら、フロンの使用に対する厳しい罰金制度や回収を義務づける制度は確立されていません。自動販売機は増えるばかりか、大型冷蔵庫や自動車が解体される時にはまた新たにフロンが放出されているという現状です。群馬県高崎市や伊勢崎市をはじめ、いくつかの地方自治体が自主的にフロン回収を実施しているところもあるのですが、国全体での取組みはまったくといっていいほどありません。
この文書は一体いつの時代の話をしてゐるのだらう。確かに、昭和63年オゾン層の保護のためのウィーン条約の発効に伴ひ成立した特定物質の規制等によるオゾン層の保護に関する法律では、フロン類の回収・破壊は努力義務レベルであり、抜本的な対策は先送りにされてゐた。とはいへ、具体的な施策を定めた特定製品に係るフロン類の回収及び破壊の実施の確保等に関する法律(所謂「フロン回収破壊法」)が成立したのは今から6年前の平成13年である(その他、家電リサイクル法や自動車リサイクル法なども順次施行してゐる)。対策が遅れたのは事実だが、今もって「国は全く対策を取ってゐない」といふ文言は実情に即してゐないのではないだらうか。
この手の問題は、科学的に「よく分ってゐない」部分といふのが多く含まれてゐる。地球科学はバタフライ効果に代表される様に、余りにもカオス的な部分があって、日々新しい事実が判りつつある分野である(この辺りの事情はは天文学・宇宙学などと同様で、ビックバンやスノーボールアースの例もある) そのため、地球環境問題について語るためには、常に最新の情報を取り込み伝えていく姿勢が必要なのである。どちらが信憑性に足るかと言へば、私は気象庁の発表の方がきちんとデータの出所を示してゐる分、まだ信用出来る。
もちろん、破壊速度の鈍化であって、決して破壊そのものが止まったわけではない。しかし、90年代に叫ばれた一連の地球環境問題において、「国際規模の対策によって事態に好転が見え始めた数少ない事例」として捉へても良いのではないだらうか。環境問題対策は度々「やっても無駄」といふ批判を受けてをり、それが国の腰を重くしてゐる一面もある。だからかういった「成功事例」(と断じて良いかはまだ不透明だが)は、どんどん報じていくべきだと思ふのである。
ちなみに、勘違ひしてゐる人間が多いがオゾン層の破壊と言ふのは基本的に寒冷地域に顕著な問題である。と言ふのも、オゾンホールと言った象徴的な現象は、南極などの極低温域で発生するものであり、日本で言へば、札幌などの高緯度地域を除けばオゾン層の有意な減少は観測されてゐない。オゾン層の破壊は、ヨーロッパなどの高緯度地方では――特に、かの地方では元々太陽光線に弱い人種(白色人種)が多くを占めてゐるため――深刻な問題であるが、日本において今日明日で危険な状態になると言ふわけではない。
何故なら、フロンガスがもたらすオゾン層破壊のプロセスは、低温状態において特に強く働くからである。三度気象庁の報告から引用しよう。
一般的にフロンガスといわれているクロロフルオロカーボン類(CFCs)は、対流圏では分解しないが、高度40km付近の上部成層圏で紫外線(UV-C)を浴びて分解し、塩素原子を分離する。塩素原子は触媒としてオゾンとの反応を繰り返し(触媒反応サイクル)、オゾンを多量に破壊する。塩素の触媒反応サイクル自体は自然界にもあるが、CFCsに起因して塩素濃度が高くなることにより、オゾンの減少をもたらす。上部成層圏で分離された塩素原子は成層圏内の循環によって次第に下部成層圏にも運ばれる。
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下部成層圏では、塩素原子はほかの物質(窒素など)との反応によって準安定な塩素化合物に変換され、通常、オゾン消滅反応は働かない。しかし、ある条件のもとでは、多くのオゾンが存在する下部成層圏でふたたび消滅反応が活性化する。冬の極域の下部成層圏では、低温のもとで極域成層圏雲(PSCs)が発生する。この雲の粒子の表面で不均一反応(気体分子が固体または液体の表面で起こす反応など、異なる相の間で起こる化学反応。異相反応ともいう。)が進行し、準安定な塩素化合物から塩素ガスが発生する。
春を迎え極域に紫外線(主にUV-A)が照射すると塩素ガスは分解し、上部成層圏とは異なるタイプの触媒反応サイクルを作ってオゾンを破壊する。気温が上昇して極域成層圏雲が消滅すると、粒子表面に残されていた窒素化合物が蒸発し、塩素がこれと反応してふたたび準安定な塩素化合物を作り、オゾン破壊は停止する。このため、南極域のオゾンホールは冬季から春季にかけて出現し、夏季に消滅する季節変化を繰り返している(3.1.1項参照)。
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まあ、日本人の場合多少大げさに宣伝しておかないと全く腰を上げないと言ふ事情もあるから、多少のことは目をつむっておかう――本当は、ここまで大げさに言はなければ事態に動かうとしない日本の体制(或いは自分も含めた日本人そのもの)に問題があるのだらうが――とはいへ、こんな弱小サイトを讀みに来てくださる向上心溢るる方であれば、その心配もあるまい。紫外線の増加による皮膚癌の心配よりも、もっと心配すべき事は日本人には山積みの筈である。
なほ、オゾン層の破壊はフロン類に代表されるオゾン層破壊物質だけではなく、地球の気候変化によっても大きな影響を受ける。とりわけ、二酸化炭素、代替フロン、水蒸気に代表される温室効果ガスは、成層圏においては逆に寒冷化を進行させる事が判ってゐる。しかし、成層圏の寒冷化と温室効果ガス、そしてオゾン層の相互関係については今のところはっきりとしたことは判ってゐないのが実情らしい(何れも例の気象庁レポートより)
こんにちは。
雑念雑記の「最新版のご案内」に
もし定期的に拝讀なされる場合はという部分がありますが、拝読というのは謙譲語ではないかと思います。「ご覧いただける」等の表現にかえた方がよろしいかと存じます。
……あ゛
こ、これは恥づかしいorz 耳打ち有難うございます。
本当に、この手の間違ひを指摘してくれる人は貴重です……。
メディア・パブ: Wikipediaが資金不足で3〜4ヶ月以内に閉鎖かも?
確かに、もしWikipediaが閉鎖するやうな事態になるとWorld Wide Webにとって大きな損失であることは間違ひないだらうが、しかし一方で、この程度の壁を乗り越えられないビジネス観であれば、どのみちこの先長続きしさうにないと言ふ気もする。
とりわけ、運営の全てを寄付でまかなふといふ発想自体、色々なサービスのなれの果てを見ていく限り、無理大杉なんぢゃないだらうか。
例へば、LinuxなんかもWikipediaと同じく開発コストを分散化することによって成り立ってゐる。ところが、Wikipediaの場合、確かに編集や投稿のコストは無償であっても、それを維持するコストはWikipediaが支出しなければならない。奇妙なことに、Web技術は投資コストそのものは異常に低いのだけど、サーバのコストはあまりスケールメリットが効かない(むしろ、サーバ上のデータが増大するにつれてコスト比は上がってくる)といふ事情がある。
例を挙げれば、Googleは2005年の時点でサーバ電気代を深刻な問題として捉へてをり、この辺りは大規模なストレージを必要とするWebサービスに共通する弱点と言へる。元々百科事典なんてただでさへ容量の嵩張るものをWebでやらうといふのだから、この問題にぶつかることは早くから予想出来た話である。
久樹はWikipediaのサーバ維持費の内訳がどうなってゐるのかはよく分らないので、上の様な指摘は的外れなのかも知れないが、ともあれ、集合知の問題に関して、自浄作用に期待を持つのは良いのだけど、屑情報を含めた維持費まで誰が面倒を見るのかと言へば、やっぱり安定した収入源が必要なんぢゃないかと思ふわけでありまして。云々。
尤も、例ひWikipedia計画が頓挫したとしても、発想着想としては多くの人に受け入れられたのだから、さう間を置かない内にビジネスモデルを良く改良した新サービスが登場することは容易に想像出来る。極端な話、Wikipediaのデータをそのまま引き継いでやるといふ方法すら出来る筈。
Wikipediaを閉鎖させないために必要な金額はいくらなのか? - GIGAZINEによると、Wikipediaの中でとりわけ深刻なのがサーバのデータ転送料らしい。
ところでさ、Wikipediaのマーク付けって結構無駄が多いと思ふんだけど、それを削減するだけでWikipediaクラスのアクセス数なら桁一つぐらゐの差が出てきさうな気がするんだけど……。
asahi.com:ガス業界が「もっと炎を」 電磁式調理器の普及に危機感?-?ビジネス
歴史的に見れば、「青い炎」を見てゐる人間は、電気からなる「雷」や「静電気放電」を見たことのある人間よりずっと少ないはずだ。ところで、誕生日とかでケーキにさす蝋燭って、もう忘れられた存在なのだらうか?
とはいへ、オール電化した自分の家の教訓から言へば、電磁調理器はまだまだ加熱性に劣るし、あと熱の伝はり方が局所的(底ばかり熱せられて、すぐ焦げる)といふ点は、日常的な家事と言ふ視点から見て非常にデメリットであると思ふ。
ところで、こんな男性とか女性とかいふ表現って、野党様の「女性の生き方を制限する」とかいふ昨今のご批判に適合するものだと思ふのですが、気のせいでせうか。
Vistaのライセンス管理って、今のところはXPと同様って理解で良いのだらうか。
ふと今日のトップページのユニークアクセス数を見たら、一昨日46件、昨日48件ときて、何故か今日は484件のアクセスがあった件。
一体全体どういふわけかと調べたところ、どうも、正しい二段階右折のやり方から流れてきてゐる模様。どうやら、どこかのブログだか掲示板だかに晒されたっぽい。
なんか、Yahooニュースに二段階右折に関連したニュースが流れたらしい。それで、調べてあの記事にたどり着いた人(「二段階右折」での検索結果は5番目)がゐた、と。
Yahooニュース自体に採用されてゐたら、それこそ万レベルのアクセスがあったんだらうなあ。ともあれ、一般の人に知識が伝はるのは悪いことではない。こないだなんて、赤点点滅信号で一時停止してゐたら後ろから警笛を鳴らされるなんて非常に腹立たしい事もあったぐらゐですから。
ここの讀者ならご存じだとは思ひますが、赤色の燈火が点滅してゐる場合、「一時停止」の義務があります。黄色の燈火が点滅してゐる場合は「他の交通に注意」であり、停止義務はありません。よく交叉点で赤点滅と黄色点滅が交差してゐる場合がありますが、それは黄色点滅の方が「優先道路」であることを示してゐるわけです。
本日より、闇黒日記等の復活・更新再開を祈念、並びにその功績を讃へ偲ぶことを目的として、雑念雑記の全コンテンツに対し@NetHome第四版「言葉 言葉 言葉」標準スタイルシートを適用する。
闇黒日記○○は、原則として闇黒日記等が復活・更新再開されるまで續ける。
久樹 アマテル及び弓状列島「高天原」は、闇黒日記等は「消されるべきでない」價値を有するものであると主張する。
「トンデモ」な「ホームページ入門」を斬るコーナとインターネット紋切型辭典も消滅してゐる模様。
但し、新混沌日記「2007/2/3 Sat」の記述によると、members.jcom.home.ne.jpドメインではなくmembers-abs.home.ne.jpドメインであれば現時点でも閲讀可能とのこと。単なるURL整理の可能性も考慮して、両コンテンツを復帰要望リストに加えることは保留いたします。
- やけくそ
- del *.*
- format c:
- fdisk
orz
ところで、管理人が見てゐる(た)サイトと称して「私的巡囘徑路」が復活したのって、一体いつの話? 前々から?
ところで、闇黒日記の更新が停止する直前の、
パスは茲。
パスはLCP參照の事。
スルー=容認。
パスはLCPの檢索キーワードの最初の5文字。
これはどういふ意味なのだらう。公開当初から疑問だったのだけど、今となっては尚疑問。
新混沌日記「2007/2/4 Sun」。情報有難うございます。
つ[スタイルシートギャラリー](著作権は久樹が有していますが、批判・考察のために、或いは自サイトのスタイルに引用や無断で転載していただいても結構です。
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てか、全然この辺手入れしてないねorz